ビジネスの完全オンライン化:誰から買うかをつくる個人ブランディング

コロナ禍で意外と皆さんビジネスの学びに関心がある事に気がついて、そこから僕がやり出したことを書きたいと思います。前回の後編です。 

コロナ禍初期の頃、最初は僕がやっていた「無在庫オンラインショップ」のやり方を皆さんに無料で教えていました。 

そしたら初月から売り上げが100万円以上という方も出たり、構築の段階でも僕なんかよりもスラスラと2週間くらいでオンラインショップのサイトを作っちゃう方も出てきたりして、そういう人にはこれを教えることを仕事にしたらどうかということを勧めたりしていました。

売り上げが順調な人は、やり方が上手ということもあるので、どうやったら売れるようになるのかということをテーマに皆さんで勉強会形式にもして学びを深める時間を持つなどをやっていました。 

 

マーケティングをオンラインに持っていくときに重要なこと 

学びを続ける中、ネットショップを作ろうという方向から、ビジネスをオンライン化する方法などもっとビジネスという大きな視点で皆さんと学んでいくようになったのです。

マーケティングをオンラインに持っていくときに重要なのは、やはりデータです。 データさえあれば何でも改善ができます。何でもそうだと思いますが、やってみないとわからないっていうのがほぼほぼです。何かしらやってみて、データを元にPDCAを回すのが基本だと思います。それから仮説を立てて実行し、その差分がどうだったのかを良かれ悪かれ分析して、悪ければそこでまた改善をする。

私はそれをなるべく簡単に、オンラインのツールを使ってやるようなやり方をお教えしています。どちらかというと講座のように無形の商材を売ることが中心です。 

 

 

はじめは集客しても買う人はいません 

これはネットショップでも同じです。最初はメルマガ登録などでお客様との距離を縮めて、初回割引などで買ってもらい、それで良ければまたリピーターになってもらう。これは商品であろうが無形の商品であろうが同じです。 オンラインで無形商材を売るのは、物がないので大変なイメージだともいわれたりしますが、そういう時に重要なのは、やはり実績です。

ネットショップも一緒だと思いますが、やはり皆が買っているというと人は自然と安心するものですし、それを買ってこれだけ成果が出たと聞けば、自分も成果が出るかもしれないと思い買ってもらえるかもしれません。

ただ、「誰も使ってないものを買いたい」といういわゆるイノベーター理論のアーリーアダプターやイノベーターに向けてにマーケティングをする場合、売れる可能性はあります。普通のマジョリティー層には、誰も使っていないというと「やばい」と思われてしまうことが多いにあります。 

 

ハワイビジネスモード内田塾はまさに「集合知」です 

現在、内田塾では世界各国に受講生がいます。人の知恵が集まればいろいろなアイデアが出たり、気づきがあります。聞くだけではすぐに忘れてしまいますが、アウトプットがあってこそ自分のものになりますので、そのアウトプットの機会を塾では沢山できるような構成になっています。

また、その人のキラッと光るものを見つけるのも僕の役割だと思っています。「経験も知識もないです」という方と話していても、2時間くらい話すと、それ絶対に売れますよというところがあります。 かなり時間がかかりますけれど、この人がオンラインでビジネスをやっていくにはどうしたら良いかということで、その人のことをかなり深掘りをします。

その人の強み発掘から価値観、使命に至るまで深く深くです。それで納得してもらって、だから私はこれを売りたいんだ!というレベルまで持っていかないといけません。やはり人って不退転の決意を持っていないと続かないのです。 大体はじめは、基本的にビジネスはうまくいきません。

そして、自分の成長曲線は右斜め上にまっすぐだと思っていても、実際はずっと低空飛行なのです。どこかでスカイロケットになりますが、この曲線を知らないでいますと現実と理想の差が時間が経つとともにどんどん広がっていくので、最後は「もう無理だ」になります。

そこで皆、あと少しだけ頑張ればスカイロケットが待っているのに辞めるということもあるのです。これではもったいない! 

 

内田塾でのクラスの様子 

基本、講義やグループコンサルは毎週行なっています。それ以外でも僕の空いている時間を使って個別コンサルを無制限でお受けしています。個人がどういうステータスであるかはよく把握しているので、その個別の場でも進捗確認やサポートを行なっています。

しかし一番重要なことは、僕の話や講義ではなく「横の繋がり」なのです。ことあるごとにいつも受講生同士を繋げていきます。色々な価値観や考え方を聞きながら、お互いに感化されると思っています。

僕だけの話を聞きたいという方は、教材を買えば良いと思います。いつも新しいことを話していることもなく、決まったことをお話ししているだけです。因みに電子書籍も出していますのでそれでも良いですしね。

そこに集う仲間が一番重要で、情報交換をしたりお互いの悩みを聞くことでも、何か自分の気づきにもなります。学ぶコミュニティを作って、そこのエネルギーレベルを上げる感です。

ところで、そこにネガティブな人がいると皆そのダークサイドに引っ張られるので、そもそもそういう人は事前にお断りをしたりもしています。 

 

 

事前面談をして、この人は違うなと思ったらお断り? 

「あなたは入れません」とかは言わないですが、ただ合わないなっていう人は必然的に申し込みはされないです。どちらかというと、何かうまくいかなかったら他人のせいにするような「他責の人」。

やはり素直にやるかどうかはめちゃくちゃ重要で、僕に相談にくるときに納得しないと動けない人は必ずいます。これ一番ダメですね。なぜなら未来にやることに対して、絶対納得はできないものだと思うのです。

何かしら理由づけて納得しないと動けない人はいると思っていて、そういう人は納得するためにエネルギーを使うので、実際にアクションを起こす時には既に疲れていて、良いパフォーマンスが出せないので良い結果にも繋がらないということです。 

 

ビジネスは困りごとを解決するため 

物販でもモノを通して困りごとを解消することが一番売れるかもしれませんね。 悩みを解決するのとゼロから快楽を上げるのは、プロスペクト理論といって「3倍上がる、感じる」ようなことがあります。

悩みを解決してあげる方が、価値を3倍感じてくれるので困りごとを聞いてそれを解決できるかどうかです。僕がよく受講生に言っていることは、「世の中の困りごとを(身の回りで)30人に聞いてきてください」ということです。 その中で自分ができることというのは、その中の輪の中にあって、更に言いますと、できるけれどその中で自分がやっていて楽しいとかやりたいということが、その中のさらに小さな輪にあって、最後はそれで稼げるかどうかということです。 

稼げない場合はマーケットが無いから、やりたくて困っていることですがボランティアになってしまいますよ!とそういうお話はよくしています。 

 

ビジネスを完全オンライン化 

これをやったおかげで昨年11月の日本滞在中(1ヶ月半)も、オンラインで講義やコンサルができてしまうので、どこからでも仕事が成り立っています。1回のミーティングでは4時間を超えることもあり、話している内容でどんどん伸びていく場合も多々あります。大体2時間で終わりますが、始まりの時間だけ決めておいて、終わりの時間はあまり定めていません。

基本はズームでやっており、Facebookのグループでも「ながら受講」ができるように同時配信をしています。アーカイブも全て保存されていて(現時点で)過去の約60本くらいのコンテンツが受講生はいつでも見られる状態です。1年でマーケティングD Xを学びましょうという完全マスターコースにしています。

通常は1時間500ドルいただいている僕のコンサルも、期間中はいつでも受け放題。太っ腹で展開中です。 

 

オンラインで仕事をするステップ

これは家を建てるのとよく似ています。土台があって柱があって屋根がある。屋根から立てる家はないです。オンライン化もステップ通りにやらないとうまくいかないので、それも時間をかけてお教えしています。  オンラインでの情報発信を無料でやっているところが多いですが、コロナがあけてリアル開催した時に料金を取れるのかという懸念も聞かれますけれど、どちらかというとその人の「商品買いたい」というよりは、「その人から学びたい」ということです。 

何を買いたいという時代は終わり、今は誰から買いたいかという時代です。「個人のブランディング」が重要です。 その時にやはり人間性を見られたりとか、横柄な人だとか、態度がぶっきらぼうだったりすると、「この人は人間的にどうなの?」みたいに思われてしまうわけです。

僕はたまたま盛和塾という稲盛さんの塾に入っていたので、稲盛塾長の教えというのがやはりすごく染み付いています。それが、 「謙虚にして奢らず誰にも負けない努力をしろ」というのが常にベースにあります。 人間性的なところでいくと、そこそこ肩書きがあるのにもかかわらず腰が低くて、話しやすいし、この人から学びたいという感じをすごく受けます、というのをよく言われます。

この人だったらお金を払ってでも聞きたいと思われるようになれるかということです。 

 

 

ハワイビジネスモード内田塾 

最初はハワイビジネスモードでしたが、受講生の皆さんが内田塾、内田塾と言い出したので、ハワイビジネスモード内田塾になってしまいました。塾以外にも僕はハワイ好き女子を対象にしたハワイのローカル情報をまだ発信しています。

現在、オンランサロンも2つ運営していまして、Facebookやインスタ、ツイッターやもちろんこのブログもあります。私が発するハワイの情報をご覧になるのも楽しいと思います。あなたがハワイにお越しの際には私がお名前を掲げて空港の到着ロビーで待っている日も近いかもしれません(笑)

ここまでお読みくださってありがとうございました。ラインでもオンラインビジネスや起業について発信していますので、宜しければ以下のQRコードからご登録の上、有益な情報を是非受け取って下さいね。

 

 

こちらの文章の内容は、音声でもお楽しみ頂けます。

YouTubeの動画「ECの未来」EPISODE111にて対談形式での音声になります。

タイトル:損するタイプとは?誰から買うかをつくる個人ブランディング
https://www.youtube.com/watch?v=wcabPQWh4vs