やばいやばいって時に考える思考法
起業家はマインド8割、ノウハウ2割。これはどんなに知識があっても、良い車があっても、運転が下手なら意味がないのと同じで、起業していると当然、そんなに世の中良いことばかりではないことは周知の事実です。その度に現実に一喜一憂していてもキリがないので、こういう時に考える思考のヒントをご紹介します。
僕も今はかなり減りましたがそれでもまだ感情が動くことはあります。うわーこれ終わったーなんていうことも、あなたもあるかもしれません。この時に役立つのが事前準備です。何をするにも事前準備は欠かせません。これには常に「予祝」をしようとお勧めしています。最初の段階でこれは絶対うまくいくから大丈夫だということをマインド面から整えていくことで、すごく健全なマインドを保てる手法です。
内田式準備
これはこれまでにいろいろな方から教わったことをまとめただけなのですが、常に最高シナリオ、最悪シナリオを準備しておくということです。最高シナリオとしまして、例えば1年で年収が月収になったなどです。かなり良いシナリオですね、これが最高シナリオだとしたら最悪シナリオは1年後も結果が出ない、売り上げが上がらず毎月赤字、まさにヤバイ状況が続いてしまうというシナリオがあります。
最悪だろうが最高だろうが、それぞれのシナリオにバックアッププランを最初から作っておくことです。うまくいったらいったで、その先の状況を考えて他力を用いる展開も準備しておく必要があります。売り上げが上がってから他力を探そうでは、やはり間に合わずにうまくいきません。サポート体制ゼロでは1人ではできないのです。起きうる展開を考えて準備しておくのです。うまくいったが故にどんな展開が待っているかを落とし込んでおきましょう。うまくいかなかったら、どういう改善プランが必要かを考えておきます。
夢と希望を持っている時に、最高と最善は表裏一体と考えて何が起きても大丈夫というマインドを持っておくためにもここは欠かせません。
最高最悪シナリオをさらに効果的にする方法
この方法は、経営者向きのエグゼクティブコーチングをやっている方が教えてくださったものです。実際に最悪シナリオが起きたとして、その状況に感情移入をするということです。事前にバーチャル体験しておくことが良いらしいです。
例えば大泣きする、当たり散らす、自己嫌悪になる、など実演をしておくのです。イメージするだけではなくて実演です。これをやっておくことで、本当にそういうことが起きた時にマインドが耐えられるのだそうです。
事後対処編
では実際に本当に起きてしまったらではどうするのか?やはり人間なので、気分は落ち込みます。ただ、起きてしまった事実は変わらないので、そのヤバイことにフォーカスするのをまずはやめてください。そうでないと、今あることに対しても目が行かなくなるので、あるものにフォーカスをするのがポイントです。
お客様獲得5名の目標が今はまだ2名しかいない、売り上げ100万円の予定がキャンセルで売り上げが減ってしまった、これらのネガティブな事象を一旦全て忘れます。ここであるものは2名のお客様です。そして売り上げも100万円には届きませんがある程度は入ります。このお申し込みいただいている2名にフォーカスをします。そして入る収入にフォーカスします。あるものに心の底から感謝です。
不思議なもので人間は100万円の収入があれば次は200万、300万とどんどん上が欲しくなります、、人間の欲はキリがありません。それをシャットアウトするために、心の底から感謝できるマインドにしておくことが大切です。このマインドが引き寄せの法則を引き起こします。今あるものに感謝ですと言った瞬間に、またお客様が入ってきたりします。これはマインドが整うと周波数や波動という話がありますが、体の波長が整うと物事がよく動きますし良いことしか動かなくなります。悪いことばかりが起こる時は、自分の心や波動が乱れていたりして嫌なものを引き寄せてしまっているようです。
執着を手放す
これは何でも当てはまることですが、執着しすぎると離れていきます。よくあるのが婚活でもう相手は誰でも良いみたいな人が、全然結婚できないケースがあります。その他によく聞くのが、結婚を諦めて自分の素直な人生を歩こうと思った瞬間にいきなりプロポーズをされたなどもあります。
まさに執着を手放すことによっていきなり良いものが入ってくる。この自然の摂理を理解していると良いことしか起きません。歳を取ると自然と欲望もなくなることが多いですね、お年寄りの方に比較的穏やかな方も多い傾向があるのは、この執着がないということにも関連していると思われます。
ミリオネアマインド
本田健さん本にも書いてありました。ミリオネアマインドが何かというと、まさに今あることに感謝なのです。
お金持ちのマインドは、まさに「今あるものに感謝」なのです。ないことに対してなぜ私だけという発想になるのは、お金がない人のマインドです。狭い家を例に取った場合、ミリオネアのマインドでしたら、家は狭いけれどなぜうちはこんなに狭いのかと思うよりも橋の下よりも良いよねというマインドです。(例が極端ですが!)このマインドを身につけると、レジで並んでいてレジの進み具合が遅くても、このレジ打ちの人がいなければ野菜も買えないのでこのような状況でも感謝が湧いてくるのです。この気持ちを持っている人が、結果的に引き寄せが起こります。実際にうまくいっている人は常に謙虚で、周りへの気の使いようがすごいです。
まとめ
プロモーションなどを打つときも最低シナリオと最高シナリオを準備しておきます。それぞれのバックアッププランも準備します。最悪シナリオの時は感情移入をしておき、事前にバーチャル体験をしておきます。ヤバイ状況が本当に起きたら、そこにフォーカスするのをやめて今あるものに感謝。
そこまでマインドがコントロールできていたら大抵のことはうまくいきますし、周りからも応援や協力が得られるでしょう。この辺のマインドを整える訓練を常日頃からしておいてください。